新型コロナウイルスー雑感

新型コロナウイルスによる肺炎の拡大でマスクだけでなく除菌と名のつくものが軒並み品薄になっているようですね。季節がら風邪やインフルエンザも流行っています。
マスクや抗菌グッズはあまり好きではありませんが、やっぱり風邪はひきたくないし、未知のウイルスについてこれだけ騒がれているし・・・で、外出時のマスクと手洗いはいつもより(多少)入念にしています。あと、店内は不特定多数の方が見えるので、施術時の手指消毒や清掃の一環で除菌・抗菌・抗ウイルスのグッズは使っています。高齢の方、妊婦さん、病気療養中の方などはできるだけ菌やウイルスに接触したくないはずですから。

ふとした疑問から

当店の商品に「ナチュラル401」があります。「マルチクリーナー」の姉妹品で、靴や洋服、お部屋の除菌、抗菌、消臭に絶大な効果のある天然成分主体のスプレーです。
MBTのシューズやサンダルを買ったら、ぜひセットで揃えていただきたい優秀なアイテムですよ。←ばりっばり宣伝。
「あれ、これってウイルス対策にも有効だったかしら・・・」と思い、メーカー(株式会社オーネス:地球と人にやさしい洗浄剤、エアコンフィルターなどを開発)の社長さんに質問してみたところ、速攻でお返事いただきました。
残念ながら「細菌には効果がありますが、ウイルスには期待できません」とのことでした。合わせて、新型コロナウイルスの感染予防に有効な情報もいただきました。

アルコール(アルコール濃度70%以上がお勧め)
ただし、頻繁に使用すると手指が荒れます。持続的効果は期待できません。
次亜塩素酸化水の塩素濃度50ppm~100ppm、ph6.00前後(phをお守りください)
逆性石鹸0.1%水溶液(効果は30秒で不活化に到達)
薬局で売っているオスバン(日本製薬(株))を希釈して作れます。豚のコロナウイルスが流行した時に検査機関で一番効果があった方法との情報あり。

ということで、③が一番おすすめとのこと。詳細もいただきましたが結構難しいので、お知りになりたい方は聞いてください~

菌とウィルスの違い

そもそも、よく混同されがちな菌とウイルスは、どう違うのでしょうか?
細菌の大きさは通常1~10マイクロメートル(1000分の1~100分の1ミリ)程度ですが、ウイルスはそのさらに10分の1から100分の1のサイズとはるかに小さい。 また細菌は一つの細胞からなる単細胞生物ですが、ウイルスは遺伝子がタンパク質の殻に包まれただけのずっと単純な構造をしています。そして、もっと大きな違いが、その繁殖の仕方です。ウイルスは、人間など生物の細胞に寄生して、その栄養を吸い取って増えていくきます。対して細菌は、環境が整えば自分で細胞分裂をして増えていきます。【出典:毎日新聞コトバ解説】

家庭での消毒はどうする?

除菌スプレーの類がありすぎて、どれを選べばいいかわからない人も多いようです。必須なものでもないと思います。
当店では便利な除菌グッズを使っていますので、ご紹介しておきます。
大豆でできた除菌・消臭スプレー <おもいやりシリーズ>
2010~2013年ごろ(肌着や衣類を積極的に販売していたころ)に当店で取り扱っておりました。覚えている方いらっしゃるでしょうか?

その名の通り、大豆から生まれた大豆ナノコロイドを成分としていて、口に入れるものにも安心して使える安全性があります。アルコールを使っていないのが特徴です。
●インフルエンザウイルス(構造的にエンベロープウイルスに分類される)を30秒以内に99.9%除去する
●ノロウイルス(構造的にノンエンベロープウイルスに分類される=アルコール消毒剤や熱に対する抵抗力があり感染力が強い)を30秒以内に99.9%除去する
と公的機関の実験結果データが示されています。くわしくはおもいやりシリーズのサイトで確認できます。

施術時の手指消毒に最適なのです。一日に何度も使うとなると、やっぱりアルコール製品を使うと手がカサカサになってしまいます。また、アルコールを含む製品は、お客様の足に直接スプレーする場合にかぶれや肌荒れの心配も。
手指消毒のほか、トイレ掃除にも使っています。ほんの少し大豆っぽい香りがしますが、それ以上に消臭効果があるので気になりません。静電気対策でタブレット端末の拭き掃除にも使っています。

ユーカリ・ラディアタ、ティートリー、レモン、ラベンダーの精油をブレンドした自作スプレーも併用しています。空間がなかなかさわやかな香りになります。
国内の研究で、ユーカリ・ラディアタ精油の芳香暴露によりインフルエンザウィルス増殖を抑制することなどが明らかにされています。【参考文献:アロマテラピー学雑誌9(1)38-46 (2009)、中平比沙子ほか著】

でも、除菌はほどほどに

今はウイルス感染のリスクが高い時期なので、このような話題を書きました。が、普段の生活では除菌やウイルス対策に必死になる必要もないかなぁ、と私自身は思っています。
除菌グッズを上手に使って、カビ発生など人体に明らかに有害な事象は防ぎたいですけど。
菌は人体によくない働きをするものばかりではなく、生きていく上で不可欠なありがたい菌も多数存在します。皮膚の常在菌は健康で美しい皮膚を育てるのに必要ですし、腸内細菌のバランスこそが健康・長寿のカギだとも言われます。スキンケアについてお客様にアドバイスする時はいつも「基本的に顔は洗わないほうがいいですよ」と言っていますので。(大真面目に育菌の視点から、石鹸やフォームでの洗顔を勧めません)
藤田紘一郎先生がよく言われているように、なんでもかんでも菌を排除しすぎるのも問題である、ということも付け加えておきます。藤田先生の本はどれも面白くておすすめです(「最新! 腸内細菌を味方につける30の方法」など)。ウイルスに接触しても感染しにくい身体をつくるヒントがいっぱい得られます。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。