【動画】巻き爪予防のエクササイズ3種

巻き爪予防に有効なエクササイズをYouTubeにアップしました。
巻き爪補整の施術をお受けの方には、エクササイズに取り組んでいただくよう、やり方をお伝えしております。復習にお役立てください。
もちろん巻き爪でない方にもやって欲しいです。

この動画で紹介したのは、足のアーチ構造を正常に保つことにフォーカスした運動になります。
「足には3つのアーチがあります」と、よく耳にすると思います。
一番わかりやすいのが内側縦アーチ、俗にいう「土踏まず」ですね。加えて、外側の縦アーチ、横アーチも大事です。横アーチがつぶれて幅が広がった状態が「開張足(かいちょうそく)」と呼ばれるものです。
アーチ形成に必要な筋肉の名称などを動画内で説明しました。巻き爪補整クリップオンの講座でせっかく学んできたので、忘れないように入れておきました。もちろん皆さんは覚えなくていいですよ。

この足のアーチですが、ただ高ければ良い、低いとダメ、といった単純なものではないのです。
このアーチはなんのためにあるかというと、歩行時にたわんだり伸びたりすることで、着地衝撃を吸収し、上手にバランスを取りながら歩くことを可能にします。バネのような動きに近いです。
ですから、弾力に富んで、十分に機能するアーチを目指すことが重要!
巻き爪と特に関係が深いのが、母趾の腹で地面を踏む力。これ、私もとても苦手ですが大事だと痛感しています。母趾の腹の部分には、「足底のメカノレセプター」といって地面の形状や身体の傾きなどを感じ取るためのセンサーが集中しているそうです。ここを踏むことで脳に必要な情報が行くことになります。

靴を履いて生活することが多い現代人は、多くの人で足のアーチが崩れています。そして、足の動きが固まっています。
でも、毎日トレーニングをするときちんと反応が出てくる場所です。
回数はあくまでも目安で、各々20回くらいとお話ししました。もっとやってもらっても構いませんが、とにかく継続することのほうが大事です。

歩行の質を高めるには、この他に全身の姿勢作り、動き作りも必要になるかと思います。
※例えば骨盤が後傾して、胸が丸まったままの姿勢では、趾で地面を踏む力が発揮できません。股関節の屈曲・伸展といった運動も歩くためにとても大事です。最終的には、足部の動きと骨盤や背骨の動きが、きちんと連動するようにしたいのです。このあたりのことは、マンツーマンエクササイズでお伝えしています。
末端も中心も、それぞれに大事というわけですね。

YouTube見ながら足を動かしてもらうと、ちょうどよい時間になるように動画を作っています。
3つ全部やっても約4分です。
やってみると、
「簡単に出来ちゃうんだけど、これでやり方あってますか?」
「関係ないところが痛くなる・・・」
とか、人によっていろんな反応が出てきます。なにかご不明な点があれば、スタッフまでお気軽にご質問ください!

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