ボディスキャン

最近ジョギングの時にもよくやっているお気に入りのワークがあります。
「ボディスキャン」といって、身体のいろんな部位に意識を向けて、ていねいにスキャンしていくというもの。
某ランニングの本に紹介されていたのですが、「私がいつも気功や瞑想でやっている手法とそっくりだな、走りながらできるんだ!」と気づき、以来実践しています。

ジョギング・ランニングの一環で行う場合のやり方は以下。
頭から始めて足まで行う。
それぞれの部位にひたすら気持ちを集中し、緊張、凝り、違和感、痛みなどがないかどうか調べる。なければ謝意を表して次に移る。強張っていたら、動かしたり揺すったりして、緊張をほぐす。

いきなり走りながらやるのが難しい場合は、立った状態で練習していきます。
それぞれの部位に手をあてて(直接あてずにかざすと気が意識しやすい)数秒止め、それから次の部位へと移動させる。
頭、首、肩、腕、肘、手首、手、背中上部、胸、腹部、背中下部、骨盤、股関節、臀筋、大腿四頭筋、膝、ふくらはぎ、すね、足首、足
といった感じに。全身のスキャンを終えたら、また頭に戻る。

私のやり方は、小周天瞑想で慣れている以下の順序で、
おへそ、会陰、仙骨、命門(おへその裏)、胸椎11番、頸椎7番、ジェイドピロー(ぼんのくぼ)、百会、眉間、喉、ハート、ソーラープレキサス(太陽神経叢)、おへそに戻る
という感じで、各部位に気を集めて回していくやり方。始めは1ヶ所ずつゆっくりと意識を向けながら行い(1周に2~3分かかるでしょうか)、慣れたら、少しスピードを早めたり変化をつけて。
筋肉など身体の表面だけでなく、その内側にある臓器や骨まで意識を向けられるとなお良いです。

身体のすみずみまで意識を向ける、つまり自分の身体とコミュニケーションを取るってことですね。
頭ばかりが活動してしまったり、偏った動作が多くなったりしている日常では、簡単なようでなかなか全身を感じることが難しかったりします。

こんなことをやりながら、走ったり歩いたりしていると2~3kmなんて「あっという間」で、まったく退屈することがありません。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。